とうもろこしをおいしく食べるTipsを農家の目線からご紹介します。

とうもろこしは鮮度が命！

トウモロコシを選ぶ基準はまず、収穫してからの時間。これに尽きます。
朝採りの産地直送トウモロコシが一番おいしいのはもちろんですが、朝採りといっても前日の朝かもしれない、前々日の朝かもしれない・・・正真正銘の朝採り産地直送トウモロコシを見分けるのは難しいので店員さんに収穫日を確認しましょう。

また水をかけてみずみずしく新鮮に見せている場合もありますね。

おいしいとうもろこしのポイント

皮付きは絶対条件です。よくスーパーなどで皮を剥いていく人がいますが、トウモロコシは皮をむいてからどんどん鮮度が落ちるのでゆでる直前にむきましょう。

• 皮の色が鮮やかな緑色のもの
• 手に持ってみたときにずっしりと重みがあるもの
• てっぺんまで張りのあるもの

品種、時期によって多少違いがあるので必ずしもあてはまる訳ではないですが、ひとつの指標にしてみてくださいね！

まずはよく冷やして生で食べてほしいです。
採れたてのトウモロコシは生で食べると、とてもみずみずしく、ジューシーなのでオススメです。

鍋でゆでる方法

1. 大きめの鍋にたっぷりの湯を沸かして塩を少々入れます。
   ゆであがった後シワが入りやすくなってしまうので、塩は入れすぎないようにします。
2. トウモロコシの皮をむき、鍋に入れます。
   トウモロコシの皮は鮮度を保つために、ゆでる直前にむくのがポイントです。
3. 湯が再沸騰して2～3分ほどゆでたらできあがりです。

すぐに食べない分は、やけどに注意して熱いうちにラップに包むと実がシワになりにくいです。

電子レンジを使う方法

少ない本数の時や、すぐ食べたいときには電子レンジがオススメです。

1. トウモロコシの皮をむいて水にくぐらせます。
2. ラップに包み、トウモロコシ1本につき600Wで約3分加熱すればできあがり。
   お使いの電子レンジによって多少、加熱時間は調節してください。

ゆでたとうもろこしが、たくさんあって食べきれないときは

トウモロコシをゆでたはいいけど、たくさんあって食べ切れないということもあるかと思います。
そんなときは実をそぎ落とし、水気をよく取ってからフリージング用のポリ袋などに入れて冷凍保存しておくと、いろいろ使えて便利です。
スープやピザ、お好み焼きなど思いつくままに使い放題！
もちろん丸ごと1本冷凍することも可能です。

詳しい方法はこちら

とうもろこしパン

ホームベーカリーを使用で簡単につくれます。
水の分量はとうもろこしの量によって調整しますが、とうもろこしから水分が出るので少なめの量で大丈夫です。

【材料】

• とうもろこし・・・50g
• 強力粉・・・280g
• バター・・・50g
• 砂糖・・・25.5g
• スキムミルク・・・12g
• 塩・・・5g
• 卵・・・Mサイズ1／2個
• 水・・・80～100cc（とうもろこしの量によって）
• ドライイースト・・・2.8g